引っ越し

無職、その日暮らし。

親にお金を貰って、生き延びる日々。

なんて悲しいんだ。

しかもそれなのに家賃6万の家に住んでいるというクズっぷり。

このままじゃあダメだ。というわけで、最近は、友達とふたりで郊外の一軒家を借りて、家賃を折半して住む計画を進めています。

今のところ埼玉の奥地で家賃6万ほどの震度3の地震で崩壊しそうな良く言えば侘び寂びのある草庵を見つけたので、日曜日に友達と内見に行ってきます。

周りの「まともな」同級生は続々と結婚してゆくなか、先の見えない霧中を彷徨い続けております。でもまぁ、なんとかなるyo!という謎のポジティブさで毎日を過ごしてこ!

泣きながら

情けなくて泣きたくなるねぇ。

まずね、日々を少しでも充実させたかったら、スマホを用もないのに触るのを止めることです。自戒を込めて。忙しい時に限って余計スマホツイッターやらネットサーフィンやらをダラダラしてしまって、気がついたら平気で1時間くらい経ってるわけ。そして、一時間もあの小さい画面を見続けてたら目はチカチカしてくるし、頭もますますぼーっとしてくる。

これじゃいかんという気持ちになって、また休憩がてらスマホを見てしまう。こうして無限の悪循環に陥ったら最後で、最悪の気分で1日を終えることになってしまう。人類はなんて恐ろしい物を発明したんだ…

こりゃドラックや…わしみたいなバカな人間が持つ道具じゃないんじゃ…骨抜きにされて廃人になってしまうんや…

手遅れにならないうちに、脱依存を目指したいと思う。

 

 

 

生活とらっきょう

今日で閉幕のエッシャー展に、金曜日ギリギリで駆け込むことができました。噂に聞いていた通りの盛況ぶりで、チケットを買うだけでも5分から6分、さらに美術館に入館するのにさらに30分ほど待ちました。夏休みがもう始まっているからか、中高生や大学生の姿も多かったです。ここ最近は、東京の美術館の企画に目が離せないものが多くて、アルチンボルト展やプラド美術館展などを見に行ったのですが、エッシャー展ほどの賑わいは到底なかったです。

館内に入ってからも大混雑だったので、正直なところ、一枚の絵の前に長い時間立ち止ってみるということはできませんでした。展示自体は、僕のようなエッシャーの絵を図版でちらっとしか観たことのない素人でも、楽しめるよう巧みに分類、配置されていました。しかし、かなりの作品が集められているので、ずーっと同じペースで観るのは、かなり厳しいです。歪んだ鏡面に映し出した自分の姿を描いた作品や、超現実的な建築物を描いた「滝」などの作品は、最後の方に展示されているので、そこにたどり着いたときには、人混みで完全にヘロヘロになってしまい、じっくりと観る体力が残っていませんでした。自分の関心のないところは気持ち半分に見て(それがなかなか難しいのですが…)目当ての作品に時間をかけたかったなぁというのが反省点です。

本当に図版で観るのとは全然違って、精緻に引かれた線一本一本や、紙の質やインクの色味などが織りなすエッシャー独特の世界は、超陳腐な言い方ですが、何時間でも観ていたくなります。それだけに、もっと空いているときにゆっくりと来たかったです涙

 

次は興味のある展示がきたときには、いい感じの平日に行ってこようと思います。

そんで今日は、これまた話題の映画「カメラを止めるな」を観てきたのですが、これについては、また日を改めて書こうと思います。

台風が

さっきまで土砂降りだったのに、すっかり雨足が弱まって、いまでは傘なしでも出歩けるくらいにしか降っていない。台風が来た時はいつも思うのだけど、数分前に荒れ狂うように風が吹き、横なぐりの雨が降っていたと思うと、気がついたらそれがパタリと止んでいて、さっきと打って変わったように静寂が街いっぱいに広がっているときの不気味さが苦手だ。思い出したかのように、静まりかえった空気を引き裂くような突風が吹くと、何をしていても手がつかなくなってしまう。

台風は東から西というとても珍しい進路をとっているらしい。最近の自然災害の多さには、本当に辟易とする。

 

ルーーむ

今日は、2015年に公開された『ルーム』という映画をアマゾンプライムで観た。話題だったので、映画館で観ようと思っているうちにいつの間にか公開が終了していた映画。無料じゃなかったら、おそらくこの先観ることがなかったんじゃないかなと思う。

粗筋は大体次のような感じ。ネタバレあります

 

ルーム(字幕版)
 

 

 

 

 

 

7年もの間、納屋に監禁された女性が5歳の息子とそこから脱出することを決意する。ここから逆算するとわかるように、息子は、この女性が誘拐されてから2年目に、誘拐犯からレイプされてできた子供だ。納屋の扉は鉄製で暗証番号を入れなければ開かないようになっている。犯人は、この小さな納屋に二人を閉じ込め、毎週日曜日に食料などの生活必需品を持ってきては、女性の体を求める。

当然、この女性は、何度も逃げようと試みるのだけど、その度に力でねじ伏せられてしまう。最初に述べたように、この息子が5歳になったとき、この女性は、再びこの部屋から脱出することを決意する。今回は力で犯人に刃向かうのではなく、息子に死んだフリをさせて、犯人に息子を外に運び出してもらい、そこで息子に助けを読んでもらうという方法をとる。初めて、外の世界を見るこの5歳の少年は、その広さに圧倒されながらも、どうにか通りすがりの大人に保護してもらうことに成功する。

 

と大体ここまでで、物語の半分が終わる。この映画の面白さは、ここで物語が終わらないことだと思う。7年ぶりに出た外の世界で、二人は世間の好奇の目に晒されるし、両親はすでに離婚してしまっていて、母親は再婚してしまっている。女性はせっかく戻った世界で自らの場所を見出すことができず自殺未遂を犯してしまう。

最終的には、この二人は、この女性の母親やその再婚相手である義理の父の理解を得ながら徐々に普通の生活に戻ってゆく。

7年間も狭い部屋で監禁された状態で正気を保てるのかというのが疑問だったのだけど、この話はWikipediaで観たところ事実に基づいて作られているらしい。生まれたときから、部屋から一歩も出たことがなく、外の世界を全く知らない息子は、部屋の外の世界を非現実と捉えている。自由になった後も、度々、また監禁されていた時の部屋に戻りたいという希望を口にするも、若さも手伝って、外の世界に徐々に適応していく。それに対して、外の世界を十分に知っている女性が、あれだけ待ち望んだ脱出の後に、世間の冷酷さというものに蝕まれ、自殺未遂をしてしまうまでに気が病んでしまうのには、少しゾッとした。

『カメラを止めるな』も観たいし、エッシャー展も早く行かないと終わっちゃうし…

つまり、七月は忙しい。おやすみ

夏休み

夏休みも目前。

まだ、8月にもなっていないのにこの暑さなのか。関東は軒並み35度を超え、青梅に至っては40度にもなったとか。

この暑さじゃ何もする気にならないのは当然。だから、ブログの更新がおざなりになっても、それはしょうがないことなのだ。

だって、今日も寝苦しさとやり合わなきゃならんのだもの。

ほいじゃ。