春の

すこし遅めの入学式があったようで、大学の門では入学式の看板に並んで記念撮影をする学生とその父母が長い列を作っている。春の風とすでに新緑を予感させる緑と新入生をサークルへと勧誘する学生の声がこの時期恒例の風景を織り上げている。期待とか希望からくるエネルギーが辺り一面に充満していて、その密度の高い空気のなかをかき分けるように通ると、自分も歳をとったなぁとか、こんな時期もあったなぁとか、いろいろな思いが去来してくる。賑やかな周囲には似つかわしくないほどセンチメンタルな気持ちになってしまう。

一歩一歩できることを着実にやっていこう。

最後に昨日買った本を貼っておきます。

 

蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)